2017年12月17日日曜日

ちょっと真面目に住宅ローン金利のお話

こんにちわ(^^)
営業の高山です。

今年ももうあと2週間で終わりですね~。
インフルエンザも流行っているので皆さん充分気を付けて下さいね。

さて、ここからはタイトル通り住宅ローンの金利に関するお話しですよ。
これからお家づくりを始める方、考えてる方は参考にして下さいね。

まずは皆さん住宅ローンは


大きく分けるとこの3つに分けられます。なんとなく聞いたことありますかね。
今年1年を見てみると去年と比べて変動金利と固定金利はこんな感じになりました。

変動金利 0.667% → 0.661% (-0.006%)
固定金利 0.924% → 1.084% (+0.160%)
同じ金利なのになんで変動金利は下がったのに、固定金利は上がったの?
みなさんそう感じますよね?理由は・・・・。

日銀が「金融緩和策を総括する」と発表したからです!
固定金利は国債金利に左右されてます。
国債金利は
売り手が増える⇒金利上昇
買い手が増える⇒金利低下
このようになっています。
つまり、日銀が金融緩和策の方針を見直す=国債の買い入れを減らすのでは?
と投資家達が考えて国債売りが始まり、金利上昇が起こりました。

さらにその後、日銀は「今後10年もの国債金利が0%程度を維持するように国債を買入れ」と発表しています。
国債金利が0%程度になるように
国債金利が0%よりも低下したら⇒国債を売り金利を上げる
国債金利が0%よりも上昇したら⇒国債を買い金利を下げる
国債を売買する投資家は金利が動かないのでなんの旨味もありません。
当然国債売りますよね。
この発表後国債は-0.1%前後から+0.1%まで金利上昇した為、それに合わせて固定金利も上昇しました。

じゃあじゃあ今後の金利はどうなるの?
「日銀の国債の買い入れ次第」
これが全てです。
日銀の国債保有は現在40%を超えています。
2014年には18.7%でした。
たった3年で倍以上の国債保有割合となっています。
このまま日銀の国債買い入れが続けば、急激な金利上昇はないと思います。
が!このまま国債買いが続くわけがないんです。

国債=国の借金です。

このまま日銀が国債買いを進めると、日銀しか国債を持っていない状態になります。
これは、日銀が紙幣を刷って政府に貸している状態です。
こんな事は先進国ではありえない事です。日本円の信用もなくなりますので、金融不安になることが明白です。

これは日銀も政府も重々分かっている事ですから、近い将来国債の買入れは止まります!
つまり、遅かれ早かれ固定金利は上昇します!

対する変動金利は無担保コールレートに連動しています。
これは銀行同士が日々のお金の不足分を融通し合う時の金利です。
これは景気にが良くなれば上昇。悪くなれば低下します。
今の日本では景気を回復はなかなか難しいですよね。
人口は減る一方・・・・・。
増税・・・・・・・・・・。
物価は上昇しない・・・・。

つまり、景気回復の目処が立たない為変動金利の低金利は続く!

その為、今後お家づくりを始める方は!

固定金利が大きく上昇する前に全期間固定金利で組む。
変動金利で組む。万が一の景気上昇に備えて、なるべく低金利のうちに貯蓄。繰上げ返済で元金をなるべく少なくする。

この2つどちらかが良いと思います。

固定金利は毎月支払額が一定な代わりに返済額も大きいので、変動金利のほうがいいと個人的には思います。

参考にしてみて下さい(^o^)丿


新築・リフォーム!お家の事ならお任せ下さい!
些細なご相談やお困り事、何でもお気軽にお問合せ下さい^^
お待ちしております!
●R+houseさいたま東 鳥海建工●
●リフォーム 鳥海建工●
http://re-toriumik.co.jp/
●イベント情報●
●レンタルスペース●


0 件のコメント:

コメントを投稿