2020年3月10日火曜日

住まいの明るさ

こんにちは(^^♪
照明担当 高山(紀)です。
連日コロナに関しましては未だ沈静化する様子もなく、日々皆様も不安な日々をお過ごしかと思われます。
我が家もまだ小学生がおりますので、もう毎日自主勉強と体力づくりを考えながらのメニューに頭が痛いです。

さて、今回はお客様と打合せ中によくある質問の中から。

明るさ”について!!です。
『このお部屋でこの明るさで足りますか~?』
『どれくらいの明るさになりますか?』といったご質問をよく頂きます。


ムムム。。。これ。。。かなり説明が難しいんです。
勿論図面上での畳数などに対し照度や光束などからお調べして提案はさせて頂いておりますが、人によって感じる明るさなどは様々なのも事実。
ご年配の方や、若い世代の方でも感じる明るさは違いますし、お部屋の用途によっても変わってきます。
そこで、これから住宅をお考えの方にほんの少しですが豆知識💛

光束・・・照明器具から発せられる量 単位【Lmルーメン】

照度・・・光に照らされた面の明るさ(机上やお部屋の明るさ)【lxルクス】

お打合せの時に、私がよく使っている言葉です(笑)
では大きい数ほどいいの?って思われがちですが、これもまたかくかくしかじかそういった感じでもないのです。

光束(lm)に関しては量ですので、確かに数が大きいほど明るさはとれます。水道に例えると口の広い蛇口のようなもの。
対し照度(lx)は、照明器具などによって実際に照らされた場所の明るさになるので、高さや照らしたい位置によっても違ってくるのです。



リフォームなどご年配のための明るさ


:通常の1.5倍~2倍の明るさ
:調光のできる器具
:まぶしさ(グレア)の少なさ
:リビングや廊下など連続した空間で、極端な明るさの違いをつくらない
:操作のしやすさ
:メンテナンスのしやすさ

若い人の約1.5~2倍の明るさが必要となります。
シニアの方は若い人に比べて、明るさを感じにくくなる傾向にあります。

光の量を調整する機能の衰えも否めないので調光を使い、個人にあった明るさをお勧めいたします。

強い光が直接視界に入らない器具選定を心掛けたいところです



お部屋ごとの照明

:リビング照明
:ダイニング照明
:吹抜け部分照明
:寝室照明
:玄関 階段 廊下の照明
:水回り照明

リビングなどの照明は家族や友人がくつろげるようにだったり、子供のお勉強もさせたりと多様なので一室多灯使いがおススメ!
ダウンライトのみでおさめる方も多いのですが、置き型スタンドやブラケットなど補助的な照明も入れておくと”明るさ”確保にはなります。

ダイニングはテーブルの上にペンダント(電球色)がおススメ!お料理が美味しくみえる色なんです。幅の広いテーブルには同じペンダントでも小さいもので多灯もありだと思います。設置する位置はテーブル面から60~80㎝の高さが良いですね(^^♪

吹き抜け空間を活かすには壁面に光を当てるのがポイント!

寝室は横になった時に光源が直接目に入らないようにしましょう!
くつろぎ空間を重視するのであれば調光も良きです!

玄関は、出迎える側 訪れた人両方の顔がはっきり見えるように心がけたいです。
階段は、足元が暗くならないように取付の位置に配慮したいですね。そのためにもつまずきや踏み外しがないようフットライトがあると安心です。

キッチンは、手元灯が充実していると、なにかと安心ですよね。キッチン上部にはダウンライトにして手元用にペンダントだったりスポットなども光の確保プラスお洒落感もでます!


今回つらつらと書き綴ってしまいましたが、ご参考になるところが少しでもありましたら嬉しいです( ;∀;)

わたしもお客様とヒアリングの際には、常に気にしている”明るさ”ではありますが、住宅を建てるとなるとその他にもお施主様は考えることが沢山あるので、大変かとは思いますが、楽しいお家づくりになりますよう微力ながら電気担当としてお手伝いさせて頂き、日々邁進してまいりたいと思います。

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